後学のためにweblog

後学のためになんて言葉人生で一度も使ったことない。

懐かしきゲーム「ミラクルくえすと」

お題「思い出のWebサービス」

お題スロットを回していたら思い出のWebサービスというのを見つけました。

僕が本格的にWebサービスと初めて触れたのはガラケーのインターネットからだと思います。当時モバゲーやグリーやミクシィは今のLINEくらいほとんどの人が利用していたサービスでした。有名なサービスはたくさんありますが自分の中で思い出のサービスはミラクルくえすとです。

 

ラクルくえすととはガラケーのWeb上で遊べるオンラインRPGです。料金は無料、アイテムを買うなど課金要素はありました。

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CAモバイルが運営する、携帯用擬似MMORPGです。 
アプリをダウンロードするのではなく、携帯サイト内のリンクをたどることで 
冒険が進んでいきます。いわゆるブラウザゲームです。

 

日本によく似たミラクガルドという世界を旅しながら、各地の酒場から請けた 
依頼(クエスト)をこなしていくことでゲームは進みます。

 

非常に自由度が高く、移動時間を気にしなければスタート直後から 
ほとんど全てのエリアへ行くことができます。

 

メインストーリーやラスボス的存在も一応ありますが、 
それらを全く無視したまま冒険を進めることが可能で、 
エストをクリアしていきながらキャラクターを育てることが 
最大の目的と言えるかもしれません。
(@wikiより引用)

 

 
 
このゲームの面白さはブラウザで手軽にできなおかつ友人と協力しながらできるといったところにあります。また掲示板も存在しており他のプレイヤーと物々交換したり会話を楽しんだりすることができます。
 
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ミラくえにはクエストを受ける都市があるのですが画像のように実際の地域をもじった名前になっています。ゲーム内にはこういうくだらなさで詰まっているのですが(敵の名前やアイテムなど)それもよさでした。
 
 
このゲームを知っている人はどれくらいいるのでしょうか。今ではプレイ人口が公開されているゲームは多いですが今となっては調べることはできません。
僕の中ではなかなか画期的なゲームでした。当時パソコンではケータイでできるよりしっかりとしたMMORPGはたくさんありました(メイプルストーリーなど)。ですが手軽さではミラくえやモバゲーなどには勝つことはできませんでした。そして友達同士はもちろん、知らない人ともコミュニケーションをとれる楽しさは当時の僕からすると新しいものでワクワクしていたような気がします。
 
 
 
またその分インターネットでの大切なことをたくさん学びました。今にもつながるインターネットリテラシーの部分はミラくえやモバゲーなどで学んだと思います。
 
 
今でも忘れられないのが「山くじ」です。
ミラくえをやっていたかたにはすぐにわかると思いますがわからない人のために説明します。
「山くじ」とは何人かの参加者から参加費を募りその中から1人に「山」というアイテムをプレゼントするというものです。この「山」というアイテムは無課金で買えるアイテムの防具の中で1番強く、お値段も12万(ゲーム内通貨)かかり、さらにどの職業でも装備することができるいわば強い人の最低限のステータスのようなものでした。
 
ゲーム内通貨の12万というのは初心者にはなかなか集めるのに時間がかかる量で、簡単なクエストをクリアするともらえる報酬が50~200程度だったので(1日で受けることができるクエストは3つまで)相当大変だということがわかると思います。
 
僕はその「山」が欲しくて何度も何度も参加しました。ですが当選することはありませんでした。
 
 
よく考えれば当然です。おそらく当選者と開催者は裏でつながっています。はじめから当選者は決まっているのです。
つまり最後に裏でつながった当選者から山を回収すれば参加費を丸々儲けることができるというわけです。
 
 
当時の純粋(?)な僕はなかなかこのことに気が付けず当たるはずのない空想の「山」にアイテムを投じ続けました。
何度かしてから気づきました。これは詐欺だと。
 
 
似たようなことは世の中でもたくさんあると思います。例えば一時期YouTubeで流行ったプレゼント企画なんかもそうですよね。
ちゃんと配送している人もいますが、中には山くじのように当選者は身内で決まっている(もしくは配送すらしていない)という人だっています。(この場合稼いでいるのはチャンネル登録数)
 
 
今となっては馬鹿らしい話ですが勉強になったと思います。むしろゲームの中の世界でよかったです。
 
 
またやりたいなと思い検索しましたがとっくの昔にサービスが終了していました。
もしスマホが流行らずにガラケーばかりの世の中だったらまだ続いていたのでしょうか。
いずれにせよ懐かしい思い出です。
 
もし、読んでいる方でやっていたという方がいれば思い出話を聞かしてください。