俺を、私を、かまってくれ!!
世の中にはちょっと変わった人が時々いる。
「はぁ、病む」
や
「あーさいやく、なんでうちこんなんなんやろ」
などという、私何かあったんです、誰か!大丈夫?って言って!!系の人たちです。
はっきりいって僕はそういう人に腹がたってます。やめてくれと。
誰だって、どうしたんだ?となります。人間ですから。
しかし聞いたら聞いたで、「大丈夫、気にせんとって」のような内容が返ってきます。
なら本当にやめてくれと言いたい。
嫌なら見るな、と言いたいのかもしれないがこちらも言わせてもらいたい。見えるところに置くなと。
軽く分析するとこの人たちに見られる傾向は大体女の子。男はあまりいない。
そして、原因を言わない。聞いてもはっきりとは言ってくれない。と言った感じです。
なぜ、こうなってしまうのか。
解決方法はないのか。
「男と女は違う生き物だ」とよく言います。
この男と女の違いを解説した本やインターネットの記事はたくさんあります。
その内容をざっとみると
「男の会話は原因と解決。女の会話は共感。」
といった内容です。
だから女の子がかまってほしいような発言をするのは共感してほしいだけだからなのだ。
と結論づけそうになりましたが、それじゃあ女の子全員がそうだ、となりますね。
もちろんこの要素はかなりの要素にはなると思います。
これにプラスされるのが強い自己愛、独占欲、かまってもらえないという不満なんじゃないかなと思います。それが満たされず外へ出てしまうのではないかと思います。
よく言われる解決策は、その子の言動1つ1つを肯定し続けること。そして大丈夫?僕は味方だよ、君の頑張りを知ってるよ。といったような言葉を絶えず投げかける。
しかしこいつは非常に難しい。
なにについて悩んでいるかもわからずただ、慰める徒労だからだ。
では実際どうすればいいのか、、
実際にやってみました。
ある生放送サイトで「泣いている理由は聞かないで」というタイトルで放送されている枠がありました。
クリックすると、音声のみの放送で、なんと女の子が泣いているではありませんか。
僕は紳士なので本来ならば大丈夫ですか?と声をかけるのですが、
タイトルには「泣いている理由は聞かないで」そう、聞いてはいけないのである。
これでは何も聞くことができないと思いしばらく放送を見ていました。
すると他のリスナーがやってきました。
そうするとリスナーは放送主が特段なにも起こった概要について話していないのに「大丈夫?〇〇の頑張りは知っているから。俺は〇〇の味方だよ。」とコメント。よくできたリスナーです。本当に心が優しい人なんでしょう。
その後、2名のリスナーが同じように大丈夫か?と優しい声をかけていました。
「味方だよ」や「大丈夫?心配やわ」といった投稿はわかります。しかしその人たちは「頑張りは知っている」といいます。
本当にその現場を見たのでしょうか。
実際は見ていません。なぜならネットだから。
しかし今回は本当の解決をしてほしいので、正論をぶつけてみることにしました。
大まかな流れでいうと
「大丈夫?なんで泣いてるの?」
「大丈夫です。でもそれは言いたくないので言いません。」
「そうか、でも言えへんねんやったらこんなんやったらあかんやろ」
「あなたには言いたくないです。信用できないので。」
「信用できないいうても、信用するためには自分も信用してもらわないとあかんし、そのためには少しは自己開示が必要じゃない?」
「言いたくないです。あなたに私の人生がわかるんですか?私の過去を知らない人には言えません」
「ということはリスナーたちはあなたの過去を知ってるの?」
「いえ、あまり知らないですがあなたよりは信用できます。」
「そもそも悩んでて相談したいんやったら相談したいって書け。理由を聞かないでって言い方はおかしい」
……。
といった話をしているうちに途中で切られました。
その後、リスナーはというと
「あなたとこの子のメンタルは違うしちょっとは考えたら?」
「初見なのに態度悪すぎ」
「いらいらする」
といったコメントがありました。
その後放送主は
「余計に男性不信になった。もう信じられない。」
と言っていました。
この場合僕が悪かったのでしょうか。
自分も話す内容が理詰めだったのでうざい部分もあります。反省点は相手の話に少しは共感して話すべきでした。
この放送後、僕の文句を言い、フォローするリスナー。これはこれで結束力が高まったので結果オーライな感じはします。泣くのも止まりましたし。
慰めてくれる相手ももちろん必要です。周りは全てを肯定してくれ悪くないと声をかけてくれます。しかし全てを肯定してくれる人だけでいいのでしょうか?自分が正しいと凝り固まった考えになってしまいませんか?
そして今は周りに優しい人がいるからいいですが、実際優しい人だけではないです。
自分の実体験でいうと、足を骨折し松葉杖で電車に乗りましたが、ほとんど席を変わってくれる人はいませんでした。ごく稀に席を変わってくれる人もいます。
なんで変わってくれないんだ、とは思いません。それが普通です。結局は自分で解決するしかないのです。
結論、僕のやり方では本質を変えることはできませんでした。むしろ悪化したかもしれません。
一番の解決策は、オペラント条件づけではないですが、誰も触れてはいけない。ということなのかもしれません。
するとラットのようにボタンを押すことがなくなると思います。
しかし途中で構ってしまうと……
ラットはなんどもボタンを押してしまうのかもしれません……。
今回は以上です。